9月27日、旭地区の白木祐一さんの水田にて、とかち酒文化再現プロジェクトによる酒米「彗星」の収穫イベントが行われました。
地酒を通して十勝の酒文化を再現し、新たな産業の創出と関連産業の振興を図り、地域経済に活気を取り戻そうと、9つの団体の連携により始まったこのプロジェクトも今年で12年目となりました。
「彗星」を原料にして作られる日本酒「十勝晴れ」は各所で高い評価を得ていますが、残念ながら生産者の白木さんは今年で酒米栽培を引退されることとなりました。
イベントにて白木さんは「毎年みなさんが笑顔で収穫作業を行っていいただけることが励みとなり、丹精込めて作った酒米を素晴らしいお酒にしていただけて、毎年味わえるのが楽しみで、今日まで何とか頑張ってこられました。皆様のご支援ご協力のおかげです。12年間本当にありがとうございました。」と挨拶していました。
参加者は日本酒の名前通りの十勝晴れの中、白木さんへの感謝の思いを込めながら稲を刈り取っていました。